月別アーカイブ: 2022年11月

第132回OKUI MIGAKUギャラリーコンサート            ~出会いから50年を経て~細川順三&阿部博光フルートコンサート

11月6日(日)フルート奏者の細川順三さんと阿部博光さんの師弟のデュオコンサートが開かれました。細川さんは東京芸大卒業後12年札幌交響楽団で演奏、その後NHK交響楽団で22年間活躍されました。約50年前、札幌時代まだ学生だった阿部さんは細川さんの演奏を聴いて感動し、指導をお願いしたというお話から始まったコンサートは2本のフルートが美しく響きあい、心を打つ感動のひと時でした。                                           

プログラム                                                                           ベーム : メンデルスゾーンとラハナーの主題による3つの二重奏曲 op.33                    Fl 阿部博光  Fl 細川順三  Pf 阿部佳子                                                                 J. ドゥメルスルマン : 50 のメロディアス・スタディより No.1.2.3.                                                          Fl 阿部博光                                                                                                                ューマン : 3つのロマンス op.94                                                                                Fl 細川順三  Pf 阿部佳子                                                                                                  ゴーベール : ロマンス                                                                                    Fl 細川順三  Pf 阿部佳子                                                                                                    ライネッケ : バラード op.288                                 Fl 阿部博光  Pf 阿部佳子                                    ベートーヴェン:ロマンス 第 2 番 へ長調 op.50                       Fl 細川順三  Fl 阿部博光  Pf 阿部佳子

 

 

お二人のお話から阿部博光さんと細川順三さんのさんとの出会いは北海道教育大学の学生だった阿部博光さんが東京芸大に入学し、日フィルの首席として活躍し、北海道教育大教授として多くの後進を育ててこられた人生にとって大きなものと思われました。

息子も19年の人生が人との出会いで豊かなものになったことを実感していました。

絵は希望

オレは人に言えないような罪をいくつも重ねてきた。                                       俺に希望なんてなかった。                                                                                                                     でも、絵はオレに希望を与えてくれた。                                                                                                文化、芸術は深くきびしい。                                                                                                                      しかし時に罪を背負い込んでダメになった人をすくってくれる。                                    生きる喜び、生まれてきたことの喜び、                                 たった一度の自分の人生が 素晴らしいって事を教えてくれる。                                   それが、鈴木先生、リーセントギャラリーであったかもしれない。                                          オレは泣いたっていいと思っている。                                          オレはよだれを垂らし、鼻水を垂らしてもいいっと思っている。                               ただ、自分のとるに足らない苦しみに負けることは許さないと思っている。                        格好悪くたっていいと思っている。                                            でも相手の格好に干渉することは許されないと思っている。                             オレはオレでしかないんだ。                                                 たった一度だけオレで入れる時間、限られた時間の中でオレは生きたい。                                                                                                                                                       たった一度だけオレで入れる時間、限られた時間の中で                               

第131回OKUI MIGAKUギャラリーコンサート魅了された初めてのソロリサイタル

阿部幸奈ヴァイオリンリサイタル ~故郷に想いを寄せて~

今まで大学在学中に毎年友人たちとギャラリーにおいてでカルテットで楽しませてくれた阿部幸奈さんが初めてのソロリサイタルでした。定員一杯の入場者を前に若々しく思いのこもった演奏を披露してくれました。

プログラム                                              ヴィターリ:シャコンヌ                                          ベートーヴェン: ヴァイオリンソナタ第7番作品30-2ハ長調                ドビュッシー:ヴァイオリンソナタ                           サン=サーンス : 序奏とロンドカプリチオーソ                                                     

 同じ啓明中学の1年先輩後輩の二人、在校生の送別合唱の指揮者に幸奈さん、答える卒業生の合唱の指揮者に高木さんだったとか。二人はともに桐朋学園大に、高木さんは指揮を専攻専攻、学生時代桐朋の仲間たちとギャラリーで一緒に演奏してくれt二人でもあり、息の合った演奏を披露してくれました。若々しく美しい響きは音楽の喜びと力をもらった思いでした。とっても気持ちよく聞けて今日の夕飯はおいしく食べれそうといいながらお帰りのなった方もいました。

コンサートの一部ですがドビュッシ―:ヴァイオリンソナタをお聞きください。