12月19日第127回OKUI MIGAKU ギャラリーコンサート札幌交響楽団副首席フルート奏者川口晃氏を招いてのコンサートは素晴らしく、楽しいコンサートでした。
プログラム
♪バッハ:ソナタハ長調 BWV1033 fl 川口 pf屋敷 ♪バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調 fl 川口 ♪クーラウ:トリオ ト長調 fl 川口 阿部 pf屋敷 ♪カルクエラート:シンフォニックカンツォーネ fl 川口 pf屋敷 ♪ドップラー:リゴレット幻想曲 fl 川口 阿部 pf屋敷
川口さんのバッハ2曲、ソナタハ長調は名人芸が必要されるということですが、さわやかでのびやかな美しい調べが心を打ちました。二つの曲は同じ音から始まるというパルティータも若い川口さんの曲への思いが伝わっているようでした。
阿部先生と川口さんの2本のフルートと谷敷さんのピアノの曲はクーラウのトリオト長調とドップラーのリゴレット幻想曲。クーラウは2本のフルートの掛け合いのような楽しさ、ドップラーは二本のフルートが奏でる調べが美しく響きあう曲でした。カルク=エラートは川口さんと谷敷さんに息の合った美しい調べが心に響きました。
休憩前に阿部先生の二人へのインタビュー。OKUI MIGAKUギャラリーコンサートならではの場面です。川口さんは3年前に入団。札幌の印象 札響に入団の年に札響のフルート奏者3人と阿部先生の4人で演奏して盛り上がったことなど楽しいインタビュー。短い時間しかなかった中で素晴らしい伴奏をした谷敷さんは先生の教え子、留学先のベルゲンの話を聞かせてくれました。
コンサートの後はコロナで小規模になりましたが自家製のベーコンとスモークサーモンを中心に6種類の料理と飲み物でなごやかな懇親会でした。川口さんも皆さんから話しかけられ、食べる暇もないほどでした。