11月6日(日)フルート奏者の細川順三さんと阿部博光さんの師弟のデュオコンサートが開かれました。細川さんは東京芸大卒業後12年札幌交響楽団で演奏、その後NHK交響楽団で22年間活躍されました。約50年前、札幌時代まだ学生だった阿部さんは細川さんの演奏を聴いて感動し、指導をお願いしたというお話から始まったコンサートは2本のフルートが美しく響きあい、心を打つ感動のひと時でした。
プログラム ベーム : メンデルスゾーンとラハナーの主題による3つの二重奏曲 op.33 Fl 阿部博光 Fl 細川順三 Pf 阿部佳子 J. ドゥメルスルマン : 50 のメロディアス・スタディより No.1.2.3. Fl 阿部博光 シューマン : 3つのロマンス op.94 Fl 細川順三 Pf 阿部佳子 ゴーベール : ロマンス Fl 細川順三 Pf 阿部佳子 ライネッケ : バラード op.288 Fl 阿部博光 Pf 阿部佳子 ベートーヴェン:ロマンス 第 2 番 へ長調 op.50 Fl 細川順三 Fl 阿部博光 Pf 阿部佳子
お二人のお話から阿部博光さんと細川順三さんのさんとの出会いは北海道教育大学の学生だった阿部博光さんが東京芸大に入学し、日フィルの首席として活躍し、北海道教育大教授として多くの後進を育ててこられた人生にとって大きなものと思われました。
息子も19年の人生が人との出会いで豊かなものになったことを実感していました。
絵は希望
オレは人に言えないような罪をいくつも重ねてきた。 俺に希望なんてなかった。 でも、絵はオレに希望を与えてくれた。 文化、芸術は深くきびしい。 しかし時に罪を背負い込んでダメになった人をすくってくれる。 生きる喜び、生まれてきたことの喜び、 たった一度の自分の人生が 素晴らしいって事を教えてくれる。 それが、鈴木先生、リーセントギャラリーであったかもしれない。 オレは泣いたっていいと思っている。 オレはよだれを垂らし、鼻水を垂らしてもいいっと思っている。 ただ、自分のとるに足らない苦しみに負けることは許さないと思っている。 格好悪くたっていいと思っている。 でも相手の格好に干渉することは許されないと思っている。 オレはオレでしかないんだ。 たった一度だけオレで入れる時間、限られた時間の中でオレは生きたい。 たった一度だけオレで入れる時間、限られた時間の中で