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第104回OKUI MIGAKU ギャラリーコンサート ~神吉光ピアノコンサート~

夏は外国で学ぶ学生さんが札幌に里帰り、学んだ成果を皆さんに聞いてもらう季節です。
前回もドイツハンブルグで学ぶ有田さんと一足先に帰国した宮本さんのコンサートでした。
札幌は音楽家を目指し、外国で研鑽を積む若者の多い町です。OKUI MIGAKUギャラリーはそんな若い音楽家が気軽に皆さんに学んだ成果を披露できる場として」応援していきたいと思います。
第104回は藤女子高校を卒業後、かのーファー音楽大学に入学し、現在博士課程で研鑽を積む神吉(かんき)ひかるさんのコンサートです。ハノーファー音楽大学は以前に何回かOKUI MIGAKU ギャラリーコンサートに何回か出演してくださっているヴァイオリニスト永井公美子さんの出身校でもあります。
第104回OKUI MIGAKU ギャラリーコンサート
~神吉光ピアノコンサート~
9月25日(日)14:00開場15:00開演
プログラム
J.S.バッハ:ギリス組曲 題1番イ長調BWV806
シューベルト:ピアノソナタ へ短調D 625
シューマン:子供の情景 作品15
スクリャーピン:ピアノソナタ第5番 作品53

神吉ひかる プロフィール
1993年生まれ。2012年札幌藤女子高等学校卒業の後、同年10月よりドイツハノーファー音楽大学に留学。国内の他、ベルリン、ハノーファー、ウィーン、サンクトペテルブルク、パリ(コルトーホール)にて演奏会に出演。十一歳でオーケストラとの共演を果たし、これまでに岡山フィルハーモニック管弦楽団、オーケストラHARUKAと共演。2011年には有志で福島大震災のためのチャリティーコンサートを企画。
スタインウェイ国際ピアノコンクール、PTNAピアノコンクール本選、全国大会、全日本学生音楽コンクール北海道大会にて多数受賞。2014年ライプツィヒにて開催されたバッハ国際コンクールにてセミファイナル出場、同年イタリアLia Tortora国際コンクール第一位。
ワルター・ブランケンハイム、ジャン・ファシナ、干野宜大、セバスチャン・クナウアー、ウラディミル・オフチニコフ、コンサタンティン・シチェルバコフ、マッティ・ラエカリオ、アンジェイ・ヤシンスキ各氏を含む、数多くの国内外のマスタークラスに参加。
これまでに豊田元子、樋口紀美子、芦田田鶴子、宮澤功行、宮澤むじかの各氏に師事し、現在ローランド・クリューガーに師事。

入場料 一般2000円 学生1500円 中学生以下無料
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ドイツで研鑽を積んだ2人のピアニストの若々しいピアノコンサートだった第103回

第103回OKUI MIGAKUギャラリーコンサートは札幌北高出身の有田麻祐子さんと南高出身の宮本明音香音さん、ともに愛知芸術大学で学び、ハンブルグ音楽演劇大学で研鑽を積んだ二人のソロと連弾のピアノコンサートでした。
 プログラム
ドビュッシー 小組曲   (連弾)
ショパン 即興曲第3番op.51 (宮本)
プロコィエフ サルカズム op.17 (有田)
シューベルト ピアノソナタ第13番op.120イ長調(有田)
ブラームス 4つの小品 op.119(宮本)
ラヴェル ラ・ヴァルス(連弾)  

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共に同じ道を歩んできた二人の意気はぴったりです。

  s-DSC_7727 s-DSC_7695 宮本明香音さん

 s-DSC_7713 s-DSC_7714 有田麻祐子さん

s-DSC_7729 阿部先生の楽しいインタビューに緊張もほぐれて。
二人の個性も見られて演奏、曲の解説も交えて楽しい演奏会でした。二人も楽しく演奏できたということ、それが一番うれしいですね。
(写真はクリックすると大きくなります。)

第103回OKUI MIGAKU ギャラリーコンサート ~ヨーロッパでの日々を想って~

第103回OKUI MIGAKU ギャラリーコンサート ~ヨーロッパでの日々を想って~
愛知県立芸術大学及びハンブルグ音楽演劇大学大学院で研鑽を積んだ札幌出身二人の若きピアニストによるクラシックコンサート

8月13日(土)開場14:30 開演15:00

出演 ピアノ 有田麻祐子  宮本明香音
二人は共に札幌出身、愛知芸大、ハンブルグ音楽演劇大学大学院で学んだ友人同士です。
ドイツ留学の成果を皆さんに披露してくれます。

プログラム
シューベルト ピアノソナタ第13番op.120イ長調
プロコィエフ サルカズム op.17
ブラームス 4つの小品 op.119
ショパン 即興曲第3番op.51
ピアノ連弾
ドビュシー 小組曲
ラヴェル ラ・ヴァルス   他
入場料 一般2000円 学生1500円 中学生以下無料

若きピアニストの活躍を応援しましょう!
s-I103回チラシ

宮本 明香音
 
1990年、札幌市生まれ。2009年、北海道札幌南高等学校を卒業後、愛知県立芸術大学音楽学部ピアノコースに入学。在学中、同大学主催のピアノ名曲コンサート、定期演奏会、卒業演奏会に選抜出演。2013年、同大学を首席で卒業後、ハンブルク音楽演劇大学大学院に入学。2015年、同大学院を最優秀の成績で修了。
全日本学生音楽コンクール北海道大会小学の部第2位(2002年)、中学の部第3位(2005年)、高校の部第2位(2007年)。日本ピアノ教育連盟ピアノ・オーディションA部門(2003年)、B部門(2004年)、D部門(2010年)全国大会入賞、入賞者演奏会出演。2014年、YMFEコンクール(ドイツ)ファイナリスト。2015年、マッサーローザ国際コンクール(イタリア)セミファイナリスト。
マスタークラス等において、Jacques Rouvier、Konrad Richter、 Bernd Goetzke、 István Lantos、Alfredo Perl、海老彰子、Pietro De Maria、 Erik Tawaststsjerna、 Friedemann Rieger、 菅野潤、Justas Dvarionas、 Uta Weyandの各氏のレッスンを受講。
これまでに、ピアノを佐藤睦美、田代慎之介、米川幸余、川井綾子、Ralf Nattkemper、室内楽をHans-Udo Heinzmann、Olaf van Gonnissen、作曲を梅谷正明、小島佳男、土田英介、ソルフェージュを梅谷正明、土田英介、手島由芙子の各氏に師事。

有田 麻佑子

1991年北海道に生まれ、6歳より本格的にピアノを始める。2009年高校卒業後、愛知県立芸術大学へ入学。2013年同大学を優秀な成績を収め卒業し、ドイツ、ハンブルク音楽演劇大学の大学院課程に入学、在籍。2015年より同大学の学生伴奏者に抜擢される。第二回北海道ミュージックフェスティバル高校生ピアノ部門金賞、第6回横浜国際音楽コンクール審査員賞、第23Gianluca Campochiaro国際コンクール(イタリア)ピアノソロ部門第一位および特別賞受賞。室内楽部門では、2014年第23Gianluca Campochiaro国際コンクール室内楽部門(バイオリンデュオ)第一位。2015年メンデルスゾーンサマースクール(ドイツ)室内楽部門(ピアノ四重奏)参加および選抜コンサート出演。マインツ(ドイツ)にてバイオリンデュオ、ヴィオラデュオリサイタル出演。また、2010年ウィーン音楽大学マスタークラス、2014年ピアナーレ等多くのマスタークラスに参加。20157月にはニース国際アカデミーにて海老彰子氏に師事、選抜コンサート出演。宗次ホール(愛知)、キタラ大ホール(札幌)、ベッリーニ劇場(イタリア)などで多数のリサイタル出演。これまで、鈴木さやか、山下聡、宮澤功行、佐藤鈴子、ラルフ・ナットケンパー各氏に師事。